20秒で簡単な真鍮アクセサリーの洗浄方法

先日お客様より、真鍮アクセサリーについて、こんな質問をいただきました。

「蝋引き紐のアンクレットをつけっぱなしで過ごしたいのですが、
何か不具合などありますか?」

結構気になる方も多いのではないでしょうか?

真鍮アクセサリーの洗浄方法

インドの民族の真鍮ビーズを使ったトライバルアクセサリー。

インドの民族の真鍮ビーズを使ったトライバルアクセサリー。

蝋引き紐は水に塗れても大丈夫?

お風呂にも、そのまま着用しても大丈夫らしいですよ。
その理由は、

蝋引き紐の素材はポリエステル系で
蝋も引いてありますので強度はあります。
なかなか紐が切れるということはありません。

但し、蝋引き紐の特性である「蝋」が、お湯や石鹸に触れると、取れてしまいます。
対処法としては、何日かに一度は蜜蝋をこすり付けるメンテナンスをお勧めいたします。

蜜蝋をつけるだけで、持ちが断然違います!

編んだ蝋引き紐のアクセサリーの場合は、石鹸かすが網目やビーズの穴の隙間に入り込んだりしますので、生乾きのような匂いがつく場合も多々あるようです。
この対処法は、後述する真鍮製品のクリーニング方法と同じなので、ご安心を!

蝋引き紐のアクセサリーを作る際の注意点

これは、紐を使う全てのアクセサリーに言える事!
丸カンが細かったり穴がきついビーズを入れた場合は、その部分が紐とこすれて切れやすくなります。
特に手首・足首につける場合は、首につけるよりも動きが大きいため負担が大きくかかるんです。
なので、ブレスレットやアンクレットを作る場合は、紐の太さに気を付けたり、2本にしたり、ネックレスよりも強度や入れるビーズをより慎重に考えて選んでくださいね。

真鍮とは

黄銅。銅と亜鉛の合金で、特に亜鉛が20%以上のものをいうそうです。
古くから仏具や楽器の素材にも使われていました。
身近なものでは、5円玉の材料です。
湿気や水気に弱く、空気中に置いたままで変色し、青みがかった錆を起こします。
しかし、このくすんだ金古美の色合いがかっこいいんですよね。

真鍮の簡単なお手入れ方法

常日頃のお手入れとしては、ご使用後、また、水に塗れた後は軽く拭いて、よく乾かしてください。
程よくくすんだ色合いも保てます。

 

しかし、錆が酷くなってくると、アレルギーも心配です。
こちらのお手入れがお勧めです!

簡単な方法で真鍮がピカピカに!

「セスキソーダ」と「クエン酸」を混ぜた炭酸水につけると絶大な効果があります。

【真鍮製品のメンテナンス方法】
①「セスキソーダ」と「クエン酸」をティースプーン1杯づつ混ぜ、その中にアクセサリーを入れます。
②水をアクセサリーが浸るくらいまで入れて下さい。
③ジュワーッと泡立ち始めます。
④20秒から1分ほど経ったら、水洗いし、水気を取り、よく乾かしてください。

あっという間にピカピカになります!
浸ける時間によって、洗浄の度合いも変わってきますので、ある程度くすみを残す場合は20秒程度で引き揚げてください。

蝋引き紐も、この方法で洗浄可能です。

シルバー製品にはあまり効き目はないですが、一応洗浄可能です。

【「セスキソーダ」・「クエン酸」の入手方法】

*クエン酸・セスキソーダは100円均一Shopなどでも購入できます。

*どちらも水回りのお掃除品として販売されています。
*クエン酸・セスキソーダは100円均一Shopなどでも購入できます。

ご注意
*蝋引き紐に入れるビーズなどの素材によって
重曹やセスキソーダ・クエン酸が使えない場合もございますのでご注意ください。

真鍮アクセサリーパーツの入手方法