アクセサリー用ひも・糸・コード

糸の起源
紀元前15000年、石器時代には糸の切れ端や針が出現していることから、植物を撚り編んで紐にしたり、「動物の毛」や「鹿の腱」を糸に使用していたと推測されます。
古代エジプトでは、長く裂ける麻などが織物に使われています。現代においてもその素材は変わらず、絹糸が組紐や根付紐が、麻も装飾品に使われています。
アクセサリーの手ひもとしては、より強度やしなやかさを重視した化繊が使用されることが多くなり、「馬や鹿の腱」の代用も化繊のシニューとして生産されています。
糸とアクセサリー
貝殻や狩猟で得た動物の牙や骨・爪などのビーズを植物で編んだ紐に通したことが人類のアクセサリーの始まりと言われています。
馬や鹿の腱はネイティブアメリカンやニュージーランドの民族、日本でもアイヌの人々に愛用されてきました。
また、一枚革から取り出した革紐は皮2枚を縫い合わせて服飾や火薬入れなどの装身具作りに使われました。
インドでは8月のラクシャバンダンという祭にお守りとして腕に巻かれるカラフルな糸が宗教的な意味合いを持っています。
古代ローマではシルクは金と同じくらいの価値を持つほど重宝され、アジアでは金糸や銀糸が作られるようになり、
ルネッサンス時代のイタリアでは色鮮やかなビーズ刺繍とともに美術界を席巻しました。
装飾・芸術への飽くなき探求と共に、糸・アクセサリーの紐もより上質なものに開発されてきたという、紐とアクセサリーは切っても切り離せない密接な関係にあります。
Pronのアクセサリー用糸
蝋引き紐は強くしなやかな上、紐の始末が簡単な事からアクセサリー制作にお勧めな素材です。
鹿の腱を模したシニューは蝋引きしてありながら裂けるので、ビーズの穴を気にする必要がありません。
使い込むほど艶が出る革紐はどんなアクセサリーやスタイルにも合います。太さのサイズも豊富に取り揃えています。
色々なアクセサリーの手紐に蜜蝋を使うと、より強度を増したりビーズを通しやすい紐にしてくれるので併用をお勧めします。

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